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漫画好きの読書箱

好きな本や漫画のネタバレと感想。

「ポジティブ・チェンジ」メンタリストDaiGoのおすすめ本書評

メンタリストDaiGo本 ビジネス書・行動心理学・マーケティング本

メンタリストDaiGoの「ポジティブ・チェンジ」。kindle Unlimitedのビジネス本で無料で読めたのでレビューします。

本の一貫したテーマは「自分を変える方法」ということで、心理術・行動心理学に興味がある方にうってつけの内容になっています。

「自分を変えたい」のに変えられない人のための本

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「ポジティブ・チェンジ」というタイトルのとおり、自己啓発本や「人生を変える」系のビジネス書を読んでも「一向に自分を変えることができなかった」人のために、どうして従来の方法では変えられなかったのかが懇切丁寧に書かれています。

「もっとポジティブになりたい!」という抽象的な自分改革から、「朝、早起きできるようになりたい!」という小さな日常習慣の変化まで「変わりたい」という思いを実行し、どうすれば現実に変えられるのか。メンタリストDaiGoの手腕が発揮されています。

簡単に変われないのは変化を嫌う脳のせい

メンタリストDaiGoは、今まで変わろうとしてなかなか自分を変えられなかったのは「人間の脳が変化を嫌う性質があるため」だとバッサリ斬っています。

いわゆる「ホメオスタシス」というもので、人は無意識のうちに大きな変化を好まず、変わろうと意識で考えていても結局は習慣の力で現状に戻そうとする反発力が起こります。だから「努力や根性」だけでは変われないのです。

変わるために必要なものとは?

では、「ホメオスタシス」を突破して「なりたい自分になる」ためにはどうすればいいのか。皮肉なことにそれは「人は考えるほどに行動しなくなる」という法則があります。頭であれこれ考えて「準備万端!」という人ほど、準備だけで満足して行動しなくなってしまうのです。

だから変わるためには「頭で考えない」。そして考えるよりもまず「行動する」を増やしていくことが重要なのです。

「根拠ばかり求める」批評家になるな

頭でっかちな人ほど、「その根拠は?」と情報のソースを求めがちですが、そうしたタイプは常に行動を起こす前から批判的な目で計画を見つめ、「自分が行動しない理由」を作り上げてしまいます。

「自分は変われる」ということに根拠を求めるようになると「学歴がないから無理」「資金なんて用意できないからだめ」「頭が良くないし人脈もない」と他人と比べ、しまいにはただの「批評家」に陥って行動しない人になってしまいます。

成功する人の思考回路

ポジティブ思考・ネガティブ思考という言い方はありがちですが、成功する人間の思考回路はやはりポジティブです。

美女に目をそらされた場合、彼女をモノにできる可能性があるのは「俺が魅力的だから恥ずかしがっているんだ」と考える男。

逆に「俺が気持ち悪いから目をそらしたんだ」と考えるタイプには、チャンスが巡ってきません。物事の捉え方ひとつで「成功するチャンス」はやってくるのです。

行動こそがすべての変革の鍵

「考えるよりに先に手を動かせ」と言いますよね。この言葉はそのとおりで、何かを求めている場合にあれこれ思い悩むよりも、先に手足を動かして作業すると脳内にドーパミンが出てきてやる気がわいてきます。

何も考えずに「行動」というアクションを先に起こすだけで、「いいことが起こりそうだ」というポジティブな気持ちになり、結果としてますます仕事をバリバリやって成功に導かれていくのです。

さらに動いていると「もうダメかも」といったネガティブな感情が自然に出てこなくなっていきます。

その他の細かいメソッド

自分を変えるためにはまず行動、という指針が述べられています。そして自分を変えたい人たちのために時間の上手な使い方、そしてネガティブな言葉から身を守る方法、使う言葉次第で人生が開けてくるメソッドが細かくありました。

友人関係や付き合う人間を選ぶことの大切さも語られており、「愚痴を聞かされるだけで人生がダメになる」のくだりは、読んでいて当てはまりそうでゾッとしましたね。自分にマイナスのものを流し込んでくる人間をシャットアウトすることの重要性がよくわかります。

まとめ・メンタリストDaiGoが教えてくれた「変われる方法」

「自分を変えたいの、変えられない」というジレンマに悩んでいる人たちに、心理術の観点から「変われる方法」を日常生活で実践可能なところからできるメソッドが散りばめられている本です。

こうした自己啓発書は素晴らしいことが書かれていても、内容が抽象的すぎてそれこそ「読んだだけで満足して終わってしまった」というパターンが多いです。

 

しかし、この「ポジティブ・チェンジ」は日常にあるちょっとした習慣を変えてみたり、考え方を変えた行動をしてみるだけですぐに実践できることばかりなので「本当に変われるかも」と思える内容でした。

「外食のときにいつも頼まないメニューを頼む」
「エアコンの設定温度を変えてみる」
「香水や化粧品を変えてみる」
「引っ越しをして環境を変えてみる」
「食事を変えてみる」

このような「わたしにもすぐにできそう」といった、具体的に今日から取り組めることなので非常に参考になります。

 

個人的には最後の「敵を利用する」という項目が「なるほどなあ」とうなづかされました。敵は避けるものではなく、「利用価値があるもの」という視点で物事を見てみると本当の意味での「敵」というのはなくなるのかもしれません。

 

評価:★★★★☆

読書後に行動したくなる自己啓発書、ということで星4つです。

 

>>「ポジティブ・チェンジ」無料試し読み