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土竜の唄外伝 狂蝶の舞~パピヨンダンス~ネタバレ 高橋のぼる

高橋のぼる先生の漫画「土竜の唄外伝 狂蝶の舞~パピヨンダンス~」はバブル時代を舞台に、天涯孤独で自由奔放に生きる18歳の男・後にクレイジーパピヨンと呼ばれる日浦匡也の生き様を描いた任侠モノです。

パピヨンダンスのネタバレ

日浦匡也は出会ったいい女たちがその日のうちに夢中になってしまう、いかした男。美人医者、レースクイーンなど、食いまくり。それがあだとなって、恋人をとられた男がヤーさんに復讐を依頼して阿湖組と戦争することになります。

「おれたちは8千人の武闘派集団だ」とすごむ筋者に対しても、ひるむことなく殴りかかる匡也の戦い方は、まさに踊り狂う蝶のように舞い、つぎつぎに相手をのしていきます。「シュラ!」という気合とともに「何人たりとも俺の前には立たせねえ」と決め台詞を吐く匡也。

返り討ちにしたはいいものの、その夜、阿湖組の組長である阿湖正義に拉致され、オトシマエをつけさせられることに。組長はトーシロがヤクザモンに手を出したらどうなるのか教えてやる、と縛り付けた匡也をウィリアム・テルのように弓の的にしてなぶります。

組長は匡也に出自を尋ね、匡也は自分には親もなくて施設にいたといい、「てめえなんぞこれっぽちも怖くない」と、すれすれで弓で射抜かれそうになっても怖気づきませんでした。いい目をしている・・・と組長は匡也に惚れ込み、「おまえにはヤクザドリームがある」と、常識破りにヤクザになれる可能性がある、と告げます。

そして組長は「今日から俺がおまえの親だ」と言い、匡也は盃を受けることにしたのです。

パピヨンダンスの感想

土竜の唄外伝で人気の「クレイジーパピヨン」の過去編です。阿湖組長との出会いから「漢の中の漢」に成長していく日浦匡也の熱いレジェンドが語られています。

つぎつぎに女を食っていく匡也ですが「一度でも抱いた女は、オレの女だ」と、関係した女性が危機にあれば文字通り命を顧みずにとことんまで戦い、救い出す侠気があります。18歳でこの貫禄って何ーって感じですけど(笑)

バブル期で派手にお立場で舞う女性たちは蝶のようで、その裏で「クレイジーパピヨン」もまたはばたく。悪徳刑事である兜真矢にとらわれて死闘を繰り広げたあと、兜を倒して組長に看病されて復活し、盃を受けて若頭へ。圧倒的な強さと度胸で任侠の世界へはばたく日浦匡也の魅力にハマる外伝です。

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