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恋のツキ(漫画)【第二話】 夏祭り ネタバレ感想

彼氏と同棲中のアラサー独身女性・平ワコ。なんとなく物足りない彼との生活に、「高校生の彼」という気になる存在が入り込みます。

新田章先生の漫画「恋のツキ」【第二話】 夏祭りのあらすじと感想をご案内します。

恋のツキ【第二話】 夏祭り ネタバレ

亭主関白な彼氏

朝のトイレタイム中のワコに、彼氏のふうくんが「コーヒーないんだけど!」と要求。新しいのをまだ買っていないから切らしてしまった状況で、「コーヒーなしで仕事に行けっての!?」とぶつくさ文句をたれる彼氏。

「スニーカー洗う余裕があったら、こっち気づけよ」と、すでに亭主ヅラしてムカつく態度で出勤準備。

そんな彼なのに、ワコは「今日仕事のあと、ふたりで夏祭りに行かない?」と誘います。

「疲れているだろうし、ここの(お祭りは)もう飽きた」

あっさり断られるワコ。

ときめきどころか、所帯じみて思いやりのかけらもない、嫌な空気。


運命の人かも?

映画館のバイトに来て、昨日やってきた高校生が学生証を探しにこないかウロウロして落ち着かないワコ。じつはこっそりと彼の学生証をポッケにいれていたのでした。

何か期待しているわけじゃない、たまたま顔が好みで、たまたま私の気になる映画をチェックしていて、たまたま同じスニーカーを履いていて。

「ヤバイ、運命の人!?」

「たまたま」が重なって運命かと思えちゃう、そんなワクワク感。


連絡先ゲット!

バイトが終わって出てきたところ、彼に声をかけられるワコ。


「僕、学生証を落としたかも。届いていませんか?」

ポケットに入っていたものの、いきなり出すのは怪しまれるので「調べてきます」とごまかす。

そして彼の連絡先をゲットするために、「見つけたら連絡するのでお名前とケータイ教えていただけますか」と、ちゃっかり自己紹介もしてしまうワコ。

「伊古ユメアキ」

それが彼の名前で、転校してきたばかりだという彼を夏祭りに誘います。

夏祭りを楽しむふたり

彼氏にあっさり断られた夏祭りを、ワコは伊古くんと一緒に楽しみます。何をしても、生き生きとした新鮮な表情で楽しんでくれる彼が、まぶしくて。

くじ引きで当てた「抱きまくら」を、伊古くんは「これは平さんの運ですよ」とプレゼントしてくれる。

転校したてで友達もなく、腕を骨折して遊びに行けない彼と話が盛り上がり、「スニーカー、かぶってますね」と気づいてくれて、ワコは「本当だ!」と初めて知ったふりをします。

気持ちはすでに彼にあらず

彼とのやりとりのひとつひとつがキラキラしていて、ドキドキして。自宅に帰ってもらった抱きまくらにギューとしてしまうワコ。

ふうくんは先輩におごってもらったせいで酔ってご機嫌で、その勢いでワコを求めてきますが、ワコは「左手でして」と条件をつけます。伊古くんと同じように、「左手」だけでしてほしい、と。

第二話の感想

彼氏くん、すっかり亭主気取りでちょっと見ていてイラッとくる存在ですね。ワコのことを自分の女房だと思って、かなり雑な扱いをしています。

二人は同棲しているだけで、結婚していないし「いつか」結婚するつもりではいるけれども、本当は不確かでいつ崩れても不思議ではない関係なのに。

ワコはアラサー、という新しい男を見つけるのが難しい年齢だからこそ「妥協」して彼でいいか、と思っているものの「熱烈な恋愛」とは程遠く、そこにトキメキがまったくないので外にそれを求め始めます。

 

ワコの理想が現れたかのような、伊古くんは、ずっと足りないと思っていたまぶしいくらいの若いドキドキをくれます。一緒にいるだけでトキメクみずみずしい存在。

でもそれは「現実の暮らし」と相いいれないもので、今後ワコが現実と理想をどう妥協していくのか。精神的には「浮気」しつつある状況で、次回もワコが行動します。

>>「恋のツキ」試し読み