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恋のツキ(漫画)【第一話】 平ワコ31歳 ネタバレ感想

アラサーで彼氏と同棲している31歳の平ワコ。結婚を考えれば、今の彼氏にしがみついていたほうがいいに決まっているけれども、本当はトキメキもほしい。

そんな独身女性の本音が描かれている新田章先生の漫画「恋のツキ」は、適齢期のリアルを感じさせるお話です。「【第一話】 平ワコ31歳」のあらすじをご紹介します。

恋のツキ【第一話】 平ワコ31歳ネタバレ

アラサー女性の日常

運命の恋に出会いたい、自分に運が巡ってきた瞬間を実感したい。それだけのために、欲しくもないガチャポンを回し続ける31歳の平ワコ。

そんなものにお金を出す余裕はあるのに、スニーカーは「お気に入りだから」とボロボロのまま、履き続けている。

既婚者の友人・リサさんに「ワコちゃんも、もう31なんだし、結婚資金とかためておきなよ。あたしんとこは旦那と、そろそろ子供って話してるよ?」とサラッと嫌味を言われる。

楽ちんな彼氏と同棲

女は30歳すぎれば、結婚や出産を考えるのが普通。当たり前のことが当たり前にできていなければ、ダメ。

ワコがリサと一緒にいるのは「楽ちん」だからで、彼氏のふうくんと同棲しているのも「楽ちん」だから。

3年間も同棲して、そろそろ両親にも会わせる頃合い。熱烈な愛やトキメキなんてないけれども、「もう31」なんだし、この辺で手を打つのが妥当なところ。

本音は『とびっきり好きな人とずっとずーっと愛し愛されて暮らす世界』がほしいけれども、それは「レア」なものであり、リアルな人生においてはただのメルヘンでしかない。

正直、今の彼氏が当たりかなんてわからないけど、ワコはこれでほどほどの満足は得ていた。

高校生に胸キュンしてしまう

映画館でのバイトで、右腕を骨折した男の子がやってきた。

「なんて、好みの顔面!」

ワコは彼のことがやたらと気になってしまう。しかも、お気に入りのスニーカーと同じものを履いていた。

こんなところでときめいてしまうなんて・・・と思いつつ、運命を感じてしまう。

でも、彼は15歳で高校一年生。31歳の自分の半分の年齢。ありえない。

映画が終わって、席で眠ってしまっている彼につい寄り添って匂いをかいでしまうワコ。

「すみません、寝ちゃって」

交わした言葉は短くても、ドキドキが止まらない。

恋をしてしまったワコ

自宅に戻り、彼氏といつもの日常を過ごしていても、うわの空で。

「こういう日常がかけがえがないんだから大切にしなきゃ」

と自分に言い聞かせても、心はとっくに彼氏から離れて、映画館で出会った高校生のことを思ってしまう。

ワコはずっと履きっぱなしで汚れていたスニーカーを、その夜、きれいに洗っていた。

第一話の感想

わかるーわかる!とアラサー独身女性なら、感じるものがあるのではないでしょうか。

ワコは彼氏もいて、なんとなくこのまま結婚してずっと一緒に暮らしていくんだろうなという期待を持ちながら同棲生活していますが、大きな不満はないけれども何か物足りない。

彼氏は悪い人じゃないけれども、「本当にこのまま結婚してもいいのだろうか」という何か決め手に欠ける人物で、ワコは無意識のうちに「新しい出会い」を求めていました。

 

そこに現れたのが、「顔がものすごく好み」な高校生で、かなり本気で彼のことが気になってしまいます。

今の彼氏には感じないトキメキ、「当たり」だと思えるホンモノの恋を感じてしまうわけですが、高校生と31歳という年齢差だけでも「不似合い」となってしまう状況。

それでも、惰性で一緒にいるだけの無関心な彼氏よりも、高校生の彼のほうが魅力的に見えてしまうのは当たり前で、ワコがどんどんそちらのほうに惹かれていくのが伝わってきました。

次の話では「夏祭り」にふたりでこっそりデートな展開です。

>>「恋のツキ」試し読み

 

第二話のレビュー

mangazuki.hateblo.jp