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禁忌のネタバレ(漫画)絶対にやってはいけない13のこと加藤山羊

作者:加藤山羊・矢樹純 漫画「禁忌 絶対にやってはいけない13のこと(少年チャンピオン・コミックス)」は、13話の都市伝説をもとにしたオムニバスホラー短編マンガ集です。

禁忌のネタバレ

昔から伝わる「やってはいけないこと」禁忌を犯してしまった人たちが、一体どうなってしまうのかを描いた短編マンガ。

第一話目の「振り返ってはいけない」は、柔道部に所属している体育会系の高校生・雄一のお話です。

部活の最中に友人から通学路にある寺の脇道を歩いていると「視線を感じる」「誰かに見られているような感じがたまにある」と聞いて、一笑に付します。体育会系だけあって、迷信のたぐいは信じないタイプでした。

けれど、友人はなおも「ばあちゃんにそういうときは絶対に振り返ったらいけない」と言われたと話して、マジであの道はヤバイと伝えます。部活帰りにすっかり日も暮れて暗くなり、人気のない道を帰る雄一。通学路で一番の近道は、寺の脇にある道路だったため、友人が「ヤバイ」といったその道をまさに通っていたのです。

視線ってなんだよ、意味わかんねー。そうバカにしながら歩いていたのに、雄一は背筋にぞわりとするものを感じます。「視線」を感じたのです。何かが後ろで見ていると感じたら、振り返ってはいけない・・・

必死で道をすり抜けようとした雄一は、視線がなくなった、と振り返ってしまいます。ところがそこには髪の長い不気味な女が真後ろにいて笑っていました。

その日から雄一の悪夢が始まります。風呂に入っていても、部屋で眠っていてもどこにいてもあの女がついてきてじっとこちらを見ている。

例の話を聞いた友人に、振り返って見てしまったと相談しますが、しばらく無視していればきっと消えるだろうと励まします。あいつの姿さえ見なければそのうちいなくなるだろう、と雄一は3日間、ひとりにならないように気をつけて、女の姿を見ていませんでした。

けれど部活のときにトイレに入ってひとりになってしまい、あの女が現れます。真後ろでじだんだを踏みながら「見タイ見タイ見タイ」と雄一に呼びかけ、振り返らせようとしますが・・・

感想・怖さイマイチ都市伝説

13の物語はそれなりに読み応えはありましたが、正直なところ「怖さイマイチな都市伝説」という感じでした。ホラー好きとしては、読んでいてゾクゾクしてトイレに行けないよ〜!くらいの怖さを求めたかったんですが、「もっと怖くていいんだよ?」というくらいのパンチの弱さでした。

作風としてはどちらかと言うと、不思議系あるいは不気味系といったところです。

なお、この作品は原作が矢樹純で、漫画の作画は加藤山羊、というコンビの作者です。ふたりは姉妹だということで、姉妹漫画家。

今後の作品に期待したい作家さんです!!