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漫画好きの読書箱

好きな本や漫画のネタバレと感想。

「ハイスコアガール CONTINUE」ネタバレ感想 押切蓮介

押切蓮介先生の「ハイスコアガール」のリニューアル版で加筆、修正、描き下ろしが加えられているバージョンです。古き良き格ゲーブームが到来していた1991年に、秀才のお嬢様とゲームのほかに取り柄のないゲームオタク少年が出会います。

「ハイスコアガール CONTINUE」ネタバレ

お嬢様がゲームセンターで連勝

ゲームセンターでなけなしのお金をはたいて格ゲーに熱中する小学生・矢口ハルオ。7連敗してしまい、27連勝を続けている対戦相手をのぞくと、同じクラスの大野晶がそこにいました。大野晶は成績優秀で慕われる金持ちのお嬢様。

オタクなどとは別世界の人間のはずなのに、なぜこんなところでゲームに没頭し、しかも連戦連勝する腕前があるのかと驚愕します。格ゲーにかなりのスキルがあるハルオをあっさり連敗させた大野晶に、「俺の憩いの場をグチャグチャにした」と対抗心を燃やします。

彼女に勝つために手段を選ばないと決めたハルオは、男らしくない戦法で挑発しますが、大野晶は突然キレてゲーム台を蹴飛ばして、ハルオを無言で張り飛ばします。おかげでふたりはいきつけのゲームセンターから出禁をくらうことに。

駄菓子屋の戦い

ハルオがいつも行く駄菓子屋のゲーセンに、再び大野晶が現れ、ボロボロでまともにボタン操作ができないゲーム機であるにもかかわらず格ゲーをクリアしていました。劣悪極まりない環境であきらめずにラスボスを倒した女・・・ハルオは、彼女に初めて敬意に似た感情をいだきます。

もし女じゃなかったら、親友になれたのかもしれない。ところが矢口は大野晶を迎えにきた執事の車に跳ね飛ばされ、一言も言葉をかわすことなく彼女は去っていきました。あいつに気を許した俺が馬鹿だった、と後悔しながらハルオはやはり彼女が気に食わないと思います。

「ハイスコアガール CONTINUE」の感想

何でもできる高嶺の花のお嬢様・大野晶はいつも無表情で無口ですが、放課後はまっすぐゲーセンで遊びまくります。クラスでは、「俺達とは別次元の人間だ」と男子から憧れのまととして注目されていますが、その正体を知っているのはハルオひとりです。

矢口は勉強もできないしなんのとりえもありませんが、ゲームだけは「俺の世界」としてテリトリーを築いてきました。だからこそ、その聖域に踏み込んできた彼女にイラつき、そして自分以上のスキルを持っていることを認めざるを得ません。

中学生になってもハルオはあいかわらず、ゲーセンに通い続けますが、日高小春という雑貨屋の娘と知り合います。小春はハルオのことが好きで影響されて一緒にゲームをするようになり、大野晶との関係にやきもきしはじめます。

ゲームこそが人生のすべて、とゲームを通して青春する少年少女たち。最新の6巻が約3年ぶりに刊行されたこともあり、ファンの間で新版と旧版の違いを確認するなど話題がもちきりです。ハルオ・晶・小春の恋模様にも格ゲー3本勝負で決着がつくのか!?