漫画好きの読書箱

好きな本や漫画のネタバレと感想。

発症区(漫画)1巻 ネタバレ感想 いとまん作

四季賞出身の異才・いとまん先生の漫画「発症区」1巻のネタバレです。高熱で寝込んだあとに超能力を手にした青年・安田敦が「発症者犯罪対策部」という謎の組織に狙われる能力バトルロワイヤルがはじまります。

「発症区」ネタバレ

念動力に目覚めるコンビニ店員

コンビニ店員・安田敦は1週間、高熱と激痛に襲われたあと、起きたら手を触れずに物を動かすサイコキネシスを手に入れていました。コンビニはクビになってしまいましたが、この能力を使えば面白い動画をネットにアップして、再生数を稼げれば食べていけるだろう、とのんきなことを考えていたのです。

能力を使いすぎて頭痛になった敦は、二人組の女性たちに声をかけられます。そして銃と注射器をで襲われそうになったところを同じ能力者の暮井亜紀に助けられるのです。彼女は奇妙なモンスターを自在に操る能力者で、敦と同じように高熱のあとに力に目覚めたと話します。

そして、亜紀は「発症者犯罪対策部」通称・発対は発症者の天敵で問答無用に襲いかかり、殺すか実験体にされてしまうと敦に説明するのです。亜紀の両親は発対に拷問の末殺され、能力者だった姉もまた襲われ、生死すら定かではない状況。

隠れ家から、一転裏切りへ

姉を見捨てて逃げた亜紀は、隠れ家で逃亡生活を送っており、敦にそこへ一緒にくるようにと話します。隠れ家で亜紀と一緒にコンビニ弁当を食べながら、暖かくて懐かしい気持ちになる敦。敦は天涯孤独で家族は誰もいません。

そして夜更けにけわしい顔をした男がやってきて、能力者たちを集めたトラックに載せられてしまいます。彼らは能力者で仲間のようでしたが、亜紀から何も聞かされていない敦には何がなんだかわかりません。

車内で話を聞くと、発対本部に乗り込み、囚われている収容者を救い出すための戦闘行動だというのです。亜紀は収容者リストに姉がいるかもしれない、と敦に「お願い助けて」と訴えます。流されるように戦闘に巻き込まれてしまい、発対に入って能力者たちはそれぞれの力を活かして戦います。

ところが亜紀は親切から敦を助けたわけではなく、敦を兵士として男に売り飛ばすために騙してつれてきたのでした。亜紀のモンスターに襲われて瀕死になった敦は、発対にとらわれてしまい・・・

感想とまとめ

ある日突然能力が芽生えて・・・というお話ですが、能力に目覚めた途端、謎の組織に命を狙われるというのもお約束な展開です。それにしても敦の能力の使いみちは、「ものを浮かべておもしろ動画をアップして稼ぐ」ですから、もともとの性格は人畜無害な青年であるといえます。

亜紀の最初の親切ヅラから、裏切りで敦をカス扱いして「天涯孤独で資産も社会的地位もないからっぽのゴミ男」とバッサリ切っているあたりが、むしろクズすぎてすがすがしいです。発症者を追う発対メンバーも異能力を使っていましたから、同類なのかな。

まだ1巻しか出ていないので今後の展開に期待大です。

>>「発症区」無料試し読み