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漫画好きの読書箱

好きな本や漫画のネタバレと感想。

漫画「でぶせん」ネタバレ感想 サイコメトラーの福島満スピンオフ

原作:安童夕馬 漫画:朝基まさし サイコメトラーEIJIでおなじみのみっちゃんこと福島満を主人公にしたスピンオフ漫画「でぶせん」は、みっちゃんが富士の樹海で自分そっくりの女性の死体を発見し、彼女と入れ替わって女装教師になって生徒たちを救う、笑いと感動のお話です。

「でぶせん」ネタバレ

富士の樹海で入れ替わり

23歳女装癖のキモメン・福島満はコスプレにお金を使い果たして借金まみれになり、会社も解雇され、親兄弟も行方知れずなり、もはやこれまでと富士の樹海で人生を終えることに決めました。

かばんの中には大好きなコスプレ衣装でいっぱい。デブでブサイクでなんの取り柄もないみっちゃんの、唯一の友でした。

樹海でお腹がすいてうろうろしているうちに洞穴に落ちてしまい、女性の白骨死体を発見します。免許証を見ると、まるで自分が女装したかのようなそっくりさん。

財布をのぞくとお札がぎっしり詰まっており、ダイヤの指輪など高級品ばかり身につけています。一体なんの悩みでこんな人が樹海に・・・と思いつつ、つい指輪をはめたみっちゃん。

亡くなった女性の名前は福島満子。名前までよく似ています。おしゃれな服をきて、高級品を身につけて銀座を歩きたい。そこで「入れ替わり」を思いつきます。そして樹海を出てタクシーにのり、満子のマンションへ行くと超高級でゴージャスな部屋でした。

目覚めたらサファリ校の女教師に

満子になりきり、女装してご機嫌になるみっちゃんはフリルのネグリジェを着て眠りますが・・目覚めたらいきなり学校の入学式に出ていました。そこはサファリパークな不良校で、柄の悪い生徒たちがにらんでいます。いきなり、新任の国語教師として自己紹介をさせられますが、ヤーさんっぽい教頭先生に「福島先生は柔道空手剣道あわせて十段の武道の達人だ!」と紹介されてしまいます。

武道どころか、昔からいじめられっこなひ弱なみっちゃんは、プルプルとふるえて気絶。すると何かが乗り移ったかのように、すばやい動きと不良たちへの挑発宣言をしてしまいます。みっちゃんは何を言ったのか覚えておらず、すっかり不良たちに目をつけられて猛獣の待つクラスに入ります。

猛獣生徒をてなづける

扉を開けたとたん、ぶら下がり斧の洗礼を受け、「くまモン」と呼ばれるグリズリーな生徒・緋熊五郎がいきりたち、百鬼丸のように手に刃物を仕込んでいる神夜との争いに巻き込まれます。

逃げるつもりで移動してたのに、コスプレ用のリアル警察手帳が入ったお守りがくまモンのところに飛んで、偶然止めてしまいます。

「あなた(警察手帳)もあたしにとっては大事な家族で宝物なのよ」という言葉が、自分に向けられたものだと勘違いしたくまモンは泣いて感動し、みっちゃんを守る親衛隊に変身してしまいます。

グリズリーを武道で叩きのめして早速手なづけた、という偽の噂が広まり、ますます先生たちから「あなたこそわが校の救世主」と褒め称えられてしまい、教師をやめたいのにやめられなくなってしまいます。

その影で、本物の福島満子を殺して樹海に捨てた犯人が「どうやって生き返ったのか」と、次なる機会を狙っていたのです。

感想・おもしろすぎ

肥満で女装キモメンなみっちゃんはいじめられっこで、まったく良いことなしな人生を送っていましたが、本人は案外ひょうひょうとしているので「むしろタフなやつ」と感じます。

樹海で白骨化して死んでいた福島満子に成り代わり、女教師として成り行きで生徒たちの心を救っていきます。

その過程が常に「怖いから逃げよう」→「足がすべる・ハプニング」→「鋭い動きで喧嘩を止める」という流れ。

いかにも武道の達人が、乱暴な生徒たちを止めた、という状況になって、誤解が誤解を読んで「福島先生はすごい人」と崇められ、生徒の心をつかむのが本人にまったくその気がないのとあわせて裏腹でおもしろくって腹がよじれます。

 

ノリノリ展開で、何も考えずに楽しめる漫画ですね。おすすめですよ〜

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