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喰姫-クヒメ-ネタバレ感想 廃墟にいた妖艶な人喰い鬼 武中英雄

武中英雄先生の伝奇パニックホラー漫画「喰姫-クヒメ-」は、スキー帰りに廃墟を見物にきた大学生たちが、そこでひそかに暮らしていた、妖艶な美女の姿をしている人食い鬼に襲われて逃げ惑うお話です。

「喰姫-クヒメ-」ネタバレ

あーん、と喰姫に食べられそうなカバー。

試し読みできるで↓

廃墟マニア失踪物件

大学生たちの一泊二日のスキー旅行の帰り路。廃墟マニアの間で有名な「山中荘」の写真をとりたいという仲間の言葉で、立ち寄ることになる。何人かの廃墟マニアが失踪している、という怖い噂があるだけあって、実際の代物はヤバそうな雰囲気たっぷりだった。

肝試しにちょうどいい、と入ってみることにした紀藤誠二と、彼がひそかに思い焦がれている早瀬のふたり。ほかのメンバーは、ふたりをくっつけてやりたいという思惑があり、わざとふたりきりにする。

誠二は乗り気ではなかったので、早めに戻ろう、と言いながら「今度こういうあぶないところじゃなく、美味しいものを二人で食べに行こう」と誘う。早瀬が転びそうになり、支える誠二。ラッキーチャンス、で赤くなるふたり。早瀬は、誠二からの誘いを待っていた、という。

着物姿の妖艶な人食い鬼

廃墟の中で足音が聞こえ、仲間かと思うと、違う。不良のたまり場になっていたら大変だ、と誠二は相手をうかがうが、着物姿の妖艶な女性がそこにいた。管理人さんにも見えないし・・・と自分たちがあやしいものではないと説明しようとする誠二。

ところが女は突然襲ってきて、早瀬の首を切り落としてしまう。「一緒に遊びましょ?」と笑う女。逃げ惑う誠二は、着物姿の真っ白な髪の少女と出会い、さきほどの女に襲われそうになると誠二を二階の窓から放り投げた。

外に脱出して誠二は、仲間たちに変な着物の女に襲われて早瀬がやられてしまったことを説明するが、すぐに信じてはもらえない。

白い髪の少女

怪我をした誠二を残してほかのメンバーたちが廃墟の中に確かめに行くと、首なしの早瀬の遺体が逆さにされて血抜きされていた。そこには食い散らかしたような骨が散乱しており、あきらかに「人間を喰っている」と理解する。

仲間たちが帰ってくるのを待っていた誠二は、「よかった。生きていてくれて」と助けてくれた白い髪の少女に頬を触れられて、過去に彼女に出会っていたかのようなデジャヴを感じる。

感想

武中英雄先生は「境界線上のホライゾン(コミック版)」でも知られており、さすがに出てくる女性たちがみんなかわいくて色気たっぷりです。

設定自体はありがちで、大学生が自ら危ない場所である廃墟を見に行き、人喰い鬼に襲われて食べられるというパニックホラーです。

人を食う化物、というと東京グールを思い出しますが、この漫画の鬼女も目がグールっぽくなってましたね。

 

最初のシーンで、誠二には妖艶な女にみえていましたが、早瀬には違うものに見えていました。最初からバケモノに見えていたわけです。

白い髪の少女・キリは幼い頃の誠二に会っていたことが匂わされており、その縁で彼を助けてくれますが、彼女自身も人食いの仲間なんですよね。なぜ、彼女が人間を守る側に回っているのか。まだ2巻しか出ていないのでいろいろわかってくるのはこれからですねー。

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