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漫画好きの読書箱

好きな本や漫画のネタバレと感想。

姉なるもの ネタバレ 第一夜 飯田 ぽち。

飯田 ぽち。先生の漫画「姉なるもの」。天涯孤独な少年が黒魔術で美しい「クトゥルフ神話の邪神」を誤って召喚してしまい、『お姉ちゃんになってください』とお願いしてしまうオネショタ系ロマンス。姉系好きに人気の作品です。

姉なるもの1巻の第一夜ネタバレ

両親のいない天涯孤独の少年

五歳のときに両親を事故でなくし、親戚をたらい回しにされて育った天涯孤独な少年・夕。

他人行儀に接してしまうこともあって、親戚からは邪険にされてしまう。やっと母の従兄弟であるおじさんと暮らして落ち着いたものの、入院してしまい家にひとりきりに。

もしおじさんに何かあったら、厄介者としてどこかにやられることはわかりきっていた。夕は入院してしまったおじさんのために保険証を探し、おじさんが「入ってはいけない」という蔵に入ってしまった。

蔵の地下室へおりると、不気味な文様が描かれ、奇妙な匂いがしてふらつき、夕は魔法陣の一部を意図せずに消した。すると地の底から美しい女性が現れ、「あなたの願い事は何?」と尋ねてくる。

黒魔術で邪神を召喚

漆黒の長いうごめく髪に、白く豊満な体、そして蹄のある獣の脚に、二本の角。不吉な容姿のはずなのに、微笑みは慈愛に満ちてやさしく、夕には彼女が「天使」に見えた。

今まで見た、どの女の人よりもキレイな人。

「私は天使ではありません。【千の仔孕む森の黒山羊】
ときには神と呼び、ときには悪魔と呼んでいるものです」

そう名乗る。そして大事なものと引き換えに、望むものを与えよう、という。

本当に欲しかったものは「お姉ちゃん」

人間と相容れない存在に触れられ、死を意識した夕は「一番望んでいること」が何か浮かんできた。

優しく、手を繋いでくれる誰か。

「僕の家族に、お姉ちゃんになってください」

一緒にごはんを食べて、お散歩して、毎日一緒に暮らしてほしい。

 

女は夕の名前を聞いて、自らは『千夜』と名乗ることに決めた。

そして、夕の望みを違えることなく叶えてくれると・・・

気絶して目覚めると、自宅でやさしく介抱してくれている『千夜』がそこにいてくれた。

姉なるもの1巻の第一夜の感想

最初はただのエッチなおねショタ系漫画かなあ、なんて思っていたんですが。どうしてどうして!

親のいない孤独な少年の心が望んでいたのは家族であり、「お姉ちゃん」でした。それがまさかの悪魔召喚術で「お姉ちゃんになって!」と願うのですから痛快です。

 

夕のおじさんは黒魔術の研究をこっそりしており、変な魔法陣などを蔵の中で描いていました。本当は自分が呼び出すはずだったのに、甥に先をこされてしまったという。

はじめは「恐ろしい悪魔・邪神」のような雰囲気で出てきた『千夜』でしたが、夕が自分の姉になってほしい、という願いを聞いて本当に「優しいお姉ちゃん」になってくれました。

右目の下にあるホクロがチャームポイントですねー。理想の「お姉ちゃん」という感じで、微笑ましいことったらないです。

 

ただ、気になるのはこの契約の「代償」です。悪魔との契約には何か大切なものを差し出さなければならず、『千夜』自身も契約前にそう言っていました。

プロローグですでに夕が過去を回想する形だったので、ふたりの結末は悪いものではなさそうですが・・・今はもう、とにかく「お姉ちゃんと弟」の甘々な生活を見たいだけ!

おねショタ系好きに垂涎の漫画であることは間違いなしです。

 

>>「姉なるもの」試し読み